はじめに
プロジェクト管理ツールでRedmineを立てることはよくあることだと思います。
Redmineには有用なプラグインがたくさんあり、今回は過去に使ったことのあるRedmine Backlogsというプラグインをインストールしてみたいと思います。
構築手順
前回はRedmine4.2の構築を行いましたので、続いてRedmine Backlogsをインストールしたいと思います。
前回の記事はこちら
Redmine Backlogsの構築
前回立ち上げたRedmineが起動されていることを確認します。
docker-compose ps -a
docker内に入ります
docker exec -it redmine bash
redmine配下のpluginsのディレクトリに移動し、gitからリポジトリを取得します。
※ayapapaさんのbranchにredmine4というbranchがありますので、そちらを使わせていただきます。
cd /usr/src/redmine/plugins
git clone https://github.com/ayapapa/redmine_backlogs.git -b redmine4
docker内に必要なtoolを入れていきます。
apt -y update && apt -y install vim ruby-full build-essential sqlite3
Gemfileを変更します。
gem "nokogiri", gem "gherkin" をコメントアウトします。
gem "cucumber" に続くバージョン指定 , "~> 1.2.0" をコメントアウトします。
vi Gemfile
rubyのgemをインストールしていきます。
※各gemについては以下の公式ページで詳細を確認ください。取得できるバージョン情報などが確認できます。
https://rubygems.org/
gem install holidays -v 2.2.0
gem install icalendar
gem install open-uri-cached
gem install prawn
gem install json
gem install sidekiq
gem install inifile
gem install chronic
gem install ZenTest -v 4.5.0
gem install autotest-rails
gem install cucumber-rails
gem install culerity
gem install cucumber
gem install poltergeist
gem install database_cleaner
gem install rspec
gem install rspec-rails
gem install ruby-prof
gem install spork
gem install test-unit -v 1.2.3
gem install timecop -v 0.3.5
gem install thin
作業ディレクトリを移動して、プラグインのインストールを実行します。
cd /usr/src/redmine/
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
dockerを再起動します。
コマンドでも可能ですが、Docker DesktopでRESTARTをします。
再度Redmineにアクセスすると下記の画面が表示されました。
プラグインにRedmine Backlogsが表示されています。
プラグインの設定を押すと下記の画面が表示されています。
「ストーリーに利用するトラッカー」を適当に選択して、一番下の適用を押下するとエラー表示も消えます。
Redmine Backlogsのインストールは以上になります。