ただ新しい企業でいきなり在宅も心配だし、生の声が聞きたいな。。
現在、就職活動や転職活動をしている方は多いと思います。実際企業を選ぶ際に
『在宅勤務が可能かどうか』
は、ひとつ重要なポイントになっているのではないでしょうか。
在宅勤務を1年以上実施した経験から、メリット・デメリットを紹介していこうと思います。
※筆者はIT企業の営業職になります。
本記事の内容
在宅勤務とは
そもそも在宅勤務とはテレワークでの働き方のひとつで、
企業に雇用されている者が自宅で仕事をすることを指します。
新型コロナウイルス感染症の予防対策で多くの企業でテレワークが導入されたため、
身近な働き方のひとつになっているのではないでしょうか。
電車やカフェ等で働くモバイルワークでも、サテライトオフィス等で働くサードプレイスオフィス勤務でもなく、
今は在宅勤務が求められている状況です。
在宅勤務とテレワークの違い
『在宅勤務』『テレワーク』どちらも会社以外の所で働くという意味では、同じようなイメージがあるかもしれません。
正確にはテレワークという働き方のひとつに、在宅勤務が含まれる形になります。
【テレワークに含まれる働き方】 ※「tele=離れた場所」と「work=働く」をあわせた造語
- 在宅勤務・・・・・・・・・・・・自宅で働く
- モバイルワーク・・・・・・・・・電車やカフェ等で働く
- サードプレイスオフィス勤務・・・サテライトオフィス等で働く
在宅勤務のメリット
在宅勤務は精神的苦痛からの解放が非常に大きいと考えられます。
それでは早速、在宅勤務のメリットを見ていきましょう。
✓通勤時間がなくなる
これが在宅勤務最大のメリットと言っても過言ではありません。
仮に片道1時間かかるとして、1か月間(20営業日)で40時間の時間短縮になります。
・1時間×2回(朝・夜)×20営業日=40時間/月
私は約1年間在宅勤務を実施しているので、480時間(40時間×12か月)の時間を新たに手に入れた計算になります。
✓満員電車に乗る必要がない
「通勤時間がなくなる」に付随するメリットですが、満員電車に潰されながら出社するという
精神的苦痛からも解放されます。
✓苦手な上司や同僚と顔を合わさずに済む
居ないとは言わせません。誰しも苦手な人はいるはず・・。
毎日顔を合わせなければならない状況から脱出できます。
✓昼食代が抑えられる
営業職なので外回りも多く、出社していた時は外食で済ませることがほとんどでした。
それにしても都内のランチは高い、、、!
基本1,000円なので、1か月(20営業日)で2万円の出費。1年で24万。
そう考えるとゾッとします。この出費が在宅になってからは半分以下で済んでいるので、
かなり節約にもなりました。
在宅中は『時短×低価格×栄養』を大事にしているため、こんな商品がおすすめです。
もちろん1度にたくさん購入した方が単価が下がるのでおすすめです。
✓ある程度サボれる
誰かに監視されているわけでもなかったので、やることさえやれば(ここ大事)
ある程度Youtubeを見たりNetflixを見たりする時間もありました。
自分次第である程度自由に活動できるのは利点だと思います。
✓(日によって)身だしなみの手を抜ける
まだ出社をしていた頃は毎日化粧をしてました。
在宅勤務になってからは、前日に次の日の予定を見て、
顔を映すような会議がない場合は化粧をしていませんでした。
睡眠時間の確保+化粧品代もバカにならないので、減りが遅くなったのはメリットと言えます。
化粧をするときはライト付きの鏡必須だよね
在宅勤務のデメリット
在宅勤務は帰属意識の低下が高まる可能性があります。
「何でここで働いているのだろう?」とならないためにも、デメリットについて理解しておく必要があります。
それでは早速、在宅勤務のデメリットを見ていきましょう。
✓仕事とプライベートの区切りが付けづらい
「会社にいる時間が仕事」「家ではプライベート」が当たり前だった今まででしたが、
在宅では出勤、退勤の区切りが難しく、常に仕事のことが頭の片隅にある状態になります。
またすぐに仕事ができる環境があるため、つい返事をしてしまい、そこから新たな業務を任されて
仕事が終わらない無限ループに陥ります。
業務終了の連絡をすれば、このデメリットは対処可能かもしれません。
✓業務時間が増える
終業の連絡を行う規則がないと、上司は自分が仕事を終えているか知らない状態です。
そのため、どんどん連絡が来て新しい仕事を任されてしまい、残業が増えていくパターンがあります。
手一杯の時は勇気をもって断りましょう。
✓コミュニケーションが取りづらい
出社している時に比べて格段にコミュニケーションの量が減りました。
在宅勤務だと、隣の席の人との雑談や、会議室に移動するまでの雑談が一切ないのです。
「わざわざ電話やチャットをする事でもないしな。」と思って連絡を取らないと
雑談をする頻度が減り、コミュニケーションの取り方が分からなくなる可能性が。。
✓電話やチャット、会議の量が増える
「コミュニケーションが取りづらい」とは反対の内容に聞こえるかもしれませんが、
こちらは完全に業務連絡が増える。という意味合いになります。
直接会って会話ができないので、必然的に電話やチャットで仕事の内容をやり取りしなければなりません。
普段なら少し会話すれば済んでいた内容が、電話やチャットを介すことで、時間がかかるようになりました。
✓部下の管理が難しい
出社時は近くに座って何をしているか分かる状態だったのですが、在宅勤務だと全ては把握できません。
自分の仕事をこなしながら、複数の部下を管理するのは正直難しいです。
部下から連絡がなければこちらから連絡を取り、進捗状況を聞き、必要に応じて仕事を与える必要があります。
部下とはこまめに連絡を取ることをおすすめします。
注意してみないといけないかな。
✓運動をしなくなる
今までは家から駅まで、駅から会社までの通勤。お客様先への訪問があったのですが、
今やすべてWeb会議で済むので家から出なくなります。
その結果、最低限の運動さえしない状況に陥ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
在宅勤務のメリット・デメリット、どちらも複数挙げましたが、
私自身は新たな時間の確保や精神的苦痛からの解放、金銭面の節約から
メリットの方が大きいと考えます。
就職活動や転職活動をしている方が、本記事のメリット・デメリットを見て
在宅勤務の職に就くか、そうでない職に就くかを選択するひとつの情報になれば幸いです。
営業職でも全然在宅できるから、自分に合った企業を選べるといいね。
あとみんな一緒に運動しよう、、、!